コエンザイムQ10の適切な摂取量はどのくらいなのでしょう?
実は、はっきりとした摂取量は決まっていないのが現状です。
そのため、コエンザイムQ10について書かれたサイトやサプリメントのメーカーごとに、1日に30ミリグラムとか100ミリグラム、300ミリグラムなどと異なった数値が紹介されています。
あまりにも数値がバラバラなので、何が本当なのか分からなくて困るという方も多いかもしれません。
でも、コエンザイムQ10には、摂取しても体内に吸収されにくいという性質があるため、どれだけ摂取すればどのくらい吸収されると一概に言えるものではないのです。
また、コエンザイムQ10というのは、元々は体内でも合成できる物質ですから、若い人の場合には十分な量が体内で合成できます。
そして、加齢と共に不足する傾向があるため、人によっても必要な摂取量は異なるでしょう。
いずれにしても、体内に吸収されにくいのは事実で、食事やサプリメントからの総摂取量の40%程度しか吸収できないとも言われています。
この吸収率を考慮して、自分が摂取したいと思う量を摂るといいかもしれません。
一般的には、通常時には100ミリグラム程度、疲労時や体調不良の際には200~300ミリグラムの摂取が望ましいと考えられていますから、参考にしてみてください。

コエンザイムQ10の抗酸化作用とは、どのようなものなのでしょうか。
近年人気のコエンザイムQ10は、その強い抗酸化作用が認められていますが、その抗酸化作用とはいわゆる「老化防止に役立つ力」なのです。
人間は酸素がなければ生きていくことはできませんが、実は、酸素というのは大変有害な物質でもあります。
酸素は多くのものを酸化させてしまう力を持っていて、酸化させるということは「老朽化させる」のと同じ意味を持つのです。
例えば、鉄をそのまま放置しておくと、やがて酸素によって酸化して錆びてしまいます。
さらに放置しておくと、錆びはどんどん侵食していき、いずれ鉄はボロボロになってしまうでしょう。
これと同じようなことが人間の体の中でも起きていて、生きるために酸素を吸収する度に、体の細胞は酸化していくわけです。
つまり、老化していくということですね。
細胞の一つ一つが老朽化して、その働きが鈍くなったり、正常に働かなくなったりしてしまいます。
そして、抗酸化作用とは、この酸化を防止する作用のことを言うのです。
簡単に言えば、老化防止に役立つ成分ということになります。

コエンザイムQ10の効果は嘘という説は、本当なのでしょうか?
それは、ケースバイケースと言えるでしょう。
コエンザイムQ10は元々、心疾患に対する医薬品として製造・販売されていました。
海外では、比較的早い段階からサプリメントとして商品化されており、その抗酸化作用が注目されていたのです。
近年の日本でも、この抗酸化作用によるアンチエイジング効果が美容に良いとして、主に女性の間でブームになりました。
コエンザイムQ10の効果というのは、実に様々なものがあると考えられています。
美容効果だけでなく、高血圧などの生活習慣病の改善、血行促進効果による冷え性や肩こりの改善、ダイエット効果、ガン抑制、疲労回復、心機能改善、免疫力の向上など、非常に多くの効果や効能が謳われているのです。
これらは、理論的には決して間違っていません。
でも、コエンザイムQ10の摂取によって、身体が見違えるほど若返るかといえば、それが現実的ではないことは誰でも分かることでしょう。
コエンザイムQ10は即効性が認められている薬ではなく、あくまでもサプリメントですから、過度な期待は禁物です。
生活習慣や食生活を健康的なものにした上で、コエンザイムQ10を摂取すれば、多少の効果は得られるかもしれません。
ですが、何の努力もなしにコエンザイムQ10だけ飲んで効果が実感できるかというと、ちょっと難しいのではないでしょうか。

コエンザイムQ10とは、一体どのようなものなのでしょう?
コエンザイムQ10は、人間の体を構成している細胞の中に存在する「電子伝達体」と呼ばれるものです。
コエンザイムQ10にはエネルギーを作り出す働きがあり、人間の体には欠かせない物質の一つなのですが、加齢と共に減少してしまう傾向があります。
また、このコエンザイムQ10は強い抗酸化作用を持つので、昨今ではアンチエイジング対策のために、コエンザイムQ10が配合された美容食品やサプリメントなどを摂取する人が増えています。
それというのも、コエンザイムQ10は、食品からでは十分な量を摂取するのが難しいといわれているからです。
コエンザイムQ10は人間の体内と同様に、肉や魚介類などの生物にも含まれている物質ですが、食事から摂取した場合の吸収率が大変低く、40%程度と言われています。
コエンザイムQ10は人間の体内でも合成されますから、極端に不足するということはありません。
でも、加齢と共にその合成量が不足してくるため、エネルギーの代謝が悪くなったりなど、いわゆる身体の酸化=老化が進んでいくのです。

コエンザイムQ10が含まれている食べ物には、どんなものがあるのでしょう。
コエンザイムQ10は、私達人間を含む生物の細胞に含まれている物質の一つです。
ですから、肉や魚介類にもコエンザイムQ10が含まれているということになります。
また、動物だけでなく植物にも含まれていますので、野菜や果物からも摂取することが可能です。
とは言え、その量はごくわずかだと言われています。
比較的多く含まれているのは、豚肉や牛肉、青魚類、緑黄色野菜でしょう。
でも、この中でも特に多く含まれていると言われているイワシなどの場合でも、必要量を摂取するには、1日に15~20匹程度食べる必要があるのです。
このように、食べ物から摂取できる量は非常に限られている上に、コエンザイムQ10には、食品からの摂取の場合は吸収率が悪いという特徴もあります。
そのため、日常的な食生活の改善だけで十分な量のコエンザイムQ10を摂取するのは、難しいと考えた方がいいかもしれません。
ただ、コエンザイムQ10は脂溶性の物質ですから、脂分と一緒に摂取すると体内に吸収されやすくなります。
例えば、緑黄色野菜の場合は、ドレッシングやマヨネーズなどと一緒に摂取すると、吸収率を高めることができるでしょう。
食べ物からコエンザイムQ10を摂取するためには、食べ方も工夫してみてください。